萩城城下町:着物で散策するも良し、人力車で巡るも良し 江戸の風情が色濃く残る城下町で、お気に入りのスポットを見つけよう

オススメ度

萩城は毛利家を藩主とする長州藩(ちょうしゅうはん)によって1604年(慶長9年) に建てられたお城ですが、1874年(明治7年) に発布された廃城令により取り壊され、石垣や水堀のみとなりました。その萩城と一緒に建設が進められた萩城城下町は、今も当時の面影をよくとどめており、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産の一つとして登録されています。

目次

毛利藩の御用商人の家『菊屋家住宅』【重要文化財】

菊屋家は毛利藩の御用商人として支えてきた豪商で、屋敷中には広い庭園を持ち、主屋、本蔵、金蔵、米蔵、釜場の5棟は国の重要文化財に指定されています。
約6600m2の敷地のうち、約3分の1が通常公開されており、内はテレビで見る時代劇の情景そのものです。
館内では美術品、民具などの展示が行われ、それらの説明をスタッフが常時行っています。

菊屋家住宅全体の約半分ほどを占める庭園は通常は4月末頃 – 5月中旬頃および、10月末頃 – 11月末頃まで特別公開され、散策を楽しむ事ができます。

名称
菊屋家住宅(きくやけじゅうたく)
住所 [Google Map]
〒758-0072 山口県萩市呉服町1丁目1
営業時間
9:00 – 17:00(入館は16:45まで)
※変更になる場合があります。
定休日
12月31日 不定休あり
入場料金
¥620 (大人・大学生)
¥300 (高校・中学生)
¥200 (小学生)
現金以外の支払い方法
クレジットカード
Diners Club / Discover
電子マネー
iD / 交通系ICカード /支付宝 / 微信支付
QRコード
PayPay
駐車場
3台
公式サイト
https://kikuyake.com/
その他の情報
英語・中国語対応可(パンフレット有、ポケトーク有)

美しい白壁が続く日本の道100選の一つ『菊屋横町』

東西にのびる御成道(おなりみち-貴人が参詣するための街道) には藩の豪商、菊屋、江戸屋、伊勢屋の商家が並んでいたため、御成道から南へ入る3つの通りは、それぞれ菊屋横町、江戸屋横町、伊勢屋横町と名前が残されています。

菊屋横町は日本の道100選にも選ばれており、白壁となまこ壁が続く通りは萩の町を代表する景観です。

維新の三傑の一人、木戸孝允が育った『木戸孝允旧宅』

木戸孝允(きど たかよし、1833年 – 1877年) は「桂小五郎」の名前でも知られる幕末の長州藩士で大久保利通、西郷隆盛とともに維新の三傑の一人に称えられています。木戸孝允は20歳までこの家で暮らしました。
藩の要職に就き京で国事に奔走し、坂本竜馬の仲介のもと明治維新に尽力。版籍奉還、廃藩置県などの推進に功績を残した萩の若きリーダーでしたが、45歳でこの世を去りました。

木造瓦葺の2階建ての家はとても広く、部屋数も沢山あり、そこには木戸孝允の幼少期の手習いや、写真などが展示されています。
この建物は2階の部屋から参勤交代のお殿様を見下ろす事にならないよう、御成道側には窓がなく、一見すると1階建てのように見える作りになっているそうです。

名称
木戸孝允旧宅 (きどたかよしきゅうたく)
住所 [Google Map]
〒758-0072 山口県萩市呉服町2丁目37
営業時間
9:00 – 17:00
定休日
無休
入場料金
¥100
小学生未満は無料
*萩市文化財施設1日券利用可能
駐車場
最寄駐車場:中央公園駐車場
公式サイト
https://www.hagishi.com/oidemase/greatman/kidotakayoshi (萩市観光協会公式サイト)

デザイン・建築構造・建築技術に優れた『旧久保田家住宅』

服商・酒造業を営んでいた久保田家の住居は江戸時代の後期に建てられたもので、意匠、建築構造、建築技術に優れる、きわめて重要な建物です。

名称
旧久保田家住宅
住所 [Google Map]
〒758-0072 山口県萩市呉服町1丁目31-5
営業時間
9:00 – 17:00
定休日
無休
入場料金
¥100
小学生未満は無料
*萩市文化財施設1日券利用可能
公式サイト
https://www.hagishi.com/search/detail.php?d=100082 (萩市観光協会公式サイト)

幕末の風雲児 『高杉晋作誕生地』

高杉家は戦国時代から幕末までの300年以上にわたって毛利氏に仕えた武士の一族。高杉晋作 (たかすぎ しんさく 1839年 – 1867年)は武士の他、百姓、町人など、身分を問わない我が国初の軍事組織“奇兵隊”を結成した事で知られる、幕末を語る上で欠かせない人物です。

高杉晋作誕生地では産湯に使ったと伝えられる井戸や自作の句碑を見る事ができますが、建物は個人の所有物であるため不定期に閉館となる場合があります。
また、この誕生地から130mほどの場所では高杉晋作の像が立っています。

名称
高杉晋作誕生地
住所 [Google Map]
〒758-0077 山口県萩市南古萩町23
営業時間
9:00 – 17:00
定休日
不定休(要確認)
入場料金
¥100 (大人・大学生)
¥50 (高校・中学生)
小学生無料
公式サイト
https://www.hagishi.com/search/detail.php?d=100001 (萩市観光協会公式サイト)

伊藤博文と高杉晋作が幼少の頃に学び遊んだ『金毘羅社 円政寺』

江戸時代に、住職の恵運が従兄妹の息子である、当時11歳、後に初代総理大臣となる伊藤博文(1841年 – 1909年 幼名:林利輔)を預かり、約1年半の間、読み書きなどを教えました。同様に高杉晋作もここで学び、境内で遊んでいたそう。

円政寺は鎌倉時代頃に大内氏の祈願寺として現在の山口市に創建され、大内氏滅亡後、1604年(慶長9年) に毛利輝元が築城と同時に萩城下に移転し、毛利氏の祈願寺となりました。
神仏分離令後、円政寺の名が惜しまれ、現在の場所にあった法光院と合併、改称し、現在の円政寺となった為、お寺であるにも関わらず、鳥居のある神仏習合の寺院となっています。

名称
金毘羅社 円政寺
住所 [Google Map]
〒758-0077 山口県萩市南古萩町6
営業時間
8:00 – 17:00
定休日
無休
入場料金
¥200 (大人 / 大学生)
¥150 (高校 / 中学生)
¥50 (小学生)
駐車場
¥100 (1時間円) 3台
公式サイト
https://www.hagishi.com/search/detail.php?d=100068 (萩市観光協会公式サイト)
施設サービス情報
山門に木製スロープあり。トイレは不可
有料 このアイコンはなに?

旧湯川家屋敷と鯉が泳ぐ藍場川

江戸時代の武家屋敷である旧湯川家屋敷 (きゅうゆかわけやしき) は鯉の泳ぐ川沿いに長屋門があり、小さな橋を渡って中へと入ります。この川は藍場川(あいばがわ) といい、屋敷はその上流に位置しており、江戸時代に書かれた古地図を見ると湯川家は水門の番人の役割をしていた事がわかるそうです。

屋敷内には藍場川の水を引き入れる流水式の池泉庭園が造られており、その池の水は家の中に作られた炊事場や風呂場で利用され、川に戻っていきます。旧湯川家屋敷ではこのような当時の水の利用方法の他、優れた意匠の茶室などを見る事ができます。

町の中を巡る藍場川沿いには、歴史を感じられる木造屋敷が多く残っており、川を優雅に泳ぐ色とりどりの鯉とのコラボレーションは萩を代表する景観となっています。菊屋横町からは約3kmほど離れていますが、レンタルサイクルやシェアサイクルも利用できるので、萩城城下町に訪れる際には合わせて散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。

名称
旧湯川家屋敷
住所 [Google Map]
〒758-0031 山口県萩市川島67
営業時間
9:00 – 17:00
定休日
無休
入場料金
¥100 (小学生未満は無料)
萩市文化財施設1日券利用可能
駐車場
藍場川駐車場を利用 (徒歩約10分) / 普通車6台、大型車2台 無料
公式サイト
https://www.hagishi.com/search/detail.php?d=100085 (萩市観光協会公式サイト)

萩城城下町インフォメーション

新型コロナウィルスについて
  • 掲載している観光地は、新型コロナウイルス感染対策により、運営内容が変わっている可能性があります。最新情報は公式サイトで確認してください。

オススメ度

名称
萩城城下町
住所 [Google Map]
〒758-0072 山口県萩市呉服町1丁目
公式サイト
https://www.hagishi.com/course/jyokamachi/ (萩市観光協会サイト)

※本記事に掲載されている内容や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認ください。
また、内容に関する修正のご依頼はこちらよりお願いいたします。

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