【歴史に登り方まで!】有名すぎるからこそ知っておきたい富士山知識

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日本一の標高3776.12mを誇る富士山。
静岡県と山梨県に跨るようにそびえ立つ独立峰で、古来から日本の“修験道 (日本古来の山岳信仰のこと)”の道場として信仰されてきました。

富士山は成層火山で、美しい円錐形の山体をしています。日本にある富士山と似た形をしている山は、地域名と“富士山”を合わせた通称名が付けられている場合があり、有名な例をとして北海道にある羊蹄山の“蝦夷富士”、榛名山 (群馬県)の“榛名富士”、開聞岳 (鹿児島県)の“薩摩富士”などが挙げられます。
このことから昔から国土全体に富士山の名前が知れ渡っており、我々日本国民にとって富士山がとてもポピュラーな山だったことが伺いしれます。

目次

富士山最後の噴火と世界遺産の理由

富士山は2013年、“信仰の対象と芸術の源泉”であることが評価され、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。

現代の日本人にとって富士山は穏やかなイメージがありますが、かつては噴火が頻発するほどの活火山で、古代の日本人にとって畏れ崇める信仰の対象で、“神が住む山”と考えられていました。

一番直近で噴火したのは1707年 (宝永4年)のこと。
それから300年近く噴火が起こっていないことになりますが、古い文献を調べると西暦781年以前に16回もの噴火が記録されています。

噴火の多い富士山を見た昔の人々が、“山の噴火は神々の怒り”と考えるのは無理もありません。

葛飾北斎 富嶽三十六景 神奈川沖浪裏

富士山の雄大な姿から、芸術的なインスピレーションを得る芸術家も多く、古くから富士山を題材とする作品がたくさん生み出されました。
代表的な画家を挙げるなら葛飾北斎は外せません。
葛飾北斎特有の力強い太い線、そして独特の彩色センスは日本描画の歴史においても唯一無二の存在で、彼が描くデフォルメされた富士山は、数百年経っても色褪せることはありません。

また、約1000年前に秦致貞(はたのちてい)が造った絵画“聖徳太子絵伝(しょうとくたいしえでん)”の中にも富士山が描かれており、富士山と芸術が古くから密接な関係だったことがわかります。

富士山ができたのはいつ?はじめは漢字も“富士”と書かなかった。

富士山の一番始めの噴火はというと、70万年から20万年前のことです。
元々2000m級の3つの山があった場所ですが、幾度となく噴火を繰り返し、溶岩や火山灰が堆積していき、約1万年前に現在の富士山の様な形になりました。

また富士宮市では1万3000年 – 4000年前の遺構が見つかっており、その頃から当時日本人にとって富士山は大切な山だったのではないか、と考えられています。

現代の私たちと遠い祖先の日本人で、見ている富士山の形が異なるというのは、なんとも不思議な感覚ですね。

富士山は誰のもの?

富士山は、静岡県と山梨県の県境を跨ぐような位置にあるため、静岡県民と山梨県民との間では、「富士山はどちらのものか」という論争が度々起こっています。

富士山の山頂は(正確には8合目より上)浅間神社の境内という扱いなので、どちらの県にも属していないのが正解となります。この正解を聞くと、神様と崇められている富士山を取り合うとても罰当たりな論争であることに気付かされます。

ちなみに、一般的には静岡県側からの富士山の眺望を“表富士”と、対して山梨県側からは“裏富士”と言ったりしますが、成層火山のお手本のような、綺麗な富士山を見たい場合は、山梨県側から見ることをおすすめします。

富士山に登る!ハイキングコースをチェックしよう

富士山は1泊2日、あるいは日帰りで登頂できるほどの難易度です。
登山ルートは全部で4種類。成層火山でキレイな円錐形をしているため、西側を除いた3つの方角にルートが整備されています。

登り始める登山口によって距離や混雑具合が異なりますので、自分に合ったルートを探してみましょう。

スクロールできます
富士吉田ルート [Google Map]須走ルート [Google Map]御殿場ルート [Google Map]富士宮ルート [Google Map]
登山口の標高2,305m1,970m1,440m2,380m
登山目安時間[登り]6時間/[下り]4時間[登り]6時間/[下り]3時間[登り]7時間/[下り]3時間[登り]5時間/[下り]3時間
工程距離[登り]6.8km/[下り]7.2km[登り]6.9km/[下り]6.2km[登り]10.5km/[下り]8.4km[登り]4.3km/[下り]4.3km
登山道情報・登山道と下山道は別ルート
・本八合目から山頂は須走ルートと共通
・登山道と下山道はほとんど別ルート
・本八合目から山頂は富士吉田ルートと共通
・五合目から七合目まで、登山道と下山道は別ルート・登山道と下山道は別ルート
地形情報・五合目から六合目までほとんど平坦な道
・六合目から七合目までジグザク道
・七合目から頂上まで岩場
・五合目から七合目まで緩やかな登り
・八合目から頂上まで岩場
・距離が長いため健康な人向き
・夜間や濃霧時は。道に迷いやすい
・全体的になだらかな傾斜で、岩場が多い。
建物情報・山小屋あり
・売店5軒
・トイレ
・登山情報提供施設
・山小屋あり
・売店2軒
・トイレ
・登山情報提供施設
・山小屋あり(少ない)
・売店1軒
・トイレ
・登山情報提供施設
・山小屋あり
・売店1軒
・トイレ
・登山情報提供施設
混雑具合混雑する一部混雑混雑しない一部混雑
2019年登山者数149,969人20,215人12,230人 53,232人

富士山の登山道は4ルートあり、それぞれ五合目が登山口となっています。各登山口までは、シャトルバスやタクシー行くことができます。 (登山シーズン中、吉田ルート、須走ルート、富士宮ルートにはマイカー規制が敷かれているため、車で登山口まで行くことが出来ません)

スクロールできます
富士吉田ルート須走ルート富士宮ルート
駐車場 / バス発着場所富士山パーキング [Google Map]須走多目的広場駐車場 [Google Map]水ヶ塚公園駐車場 [Google Map]
バス料金 (往復)¥2100 (往復大人)
¥1050 (往復子供)
¥2000 (往復大人)
¥1000 (往復子供)
¥1830 (往復大人)
¥915 (往復子供)
駐車場料金1回 ¥1000
マイカー規制期間中のみの営業です。
1回 ¥10001回 ¥1000

富士山頂上からの景色

富士山山頂からの展望は、どこを切り取っても絶景が広がっています。
ましてや数時間大変な思いをして登ってきた達成感も相まって、その喜びはひとしおでしょう。

富士登山の定番スケジュールと言えば、山小屋で泊まる早朝の登頂を目指す1泊2日プラン。
日帰り登山に比べて体力にゆとりをもって登頂できるほか、“日本の一番高い場所でご御来光が見られる”という特別な体験ができます。
ただし、早朝の山頂付近は、4つのルートからそれぞれ登ってきた登山客で混み合う場所でもあるため、後のスケジュールを確認しながら、余裕を持って行動することをおすすめします。

太陽の位置によっては、自分たちの影が山肌に映ることも。
こういったことも下山中の楽しみです。

富士山インフォメーション

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名称
富士山
住所 [Google Map]
〒418-0112 静岡県富士宮市北山
入山料金
¥1000 (富士山保全協力金)
集められた協力金は、山の環境保全や登山者の安全対策などに充てられます。
公式サイト
http://www.fujisan-climb.jp/
施設サービス情報
このアイコンはなに?

富士山へのアクセス

富士山エリアに直行する高速バスは、東京や神奈川などの関東圏をはじめ、静岡県、愛知県、京都府、大阪府などからもでています。各エリアから富士山方面へ行きたい人は、富士急行バスのホームページをチェックしてください。

ここでは富士登山を楽しむ人にターゲットを絞り、各登山口に近い最寄り駅からのアクセスルートをご紹介します。

所要時間は目安です最適な乗り換え順路は検索時間により異なります。

富士山の周辺スポット

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