ダイエット中もOK?和菓子の材料を知る【丁寧な暮らし】

日本発祥の伝統的なスイーツ「和菓子」
和菓子に使用される材料は洋菓子ほど多くありませんが、そこから生まれるお菓子は多種多様です。
今回の記事では、和菓子を作るのに使われる材料と、代表的なお菓子をご紹介します。

目次

和菓子に使われる代表的な材料

まずは和菓子を作りに使用される代表的な材料をご紹介します。
和菓子の材料には動物性のものが少なく、油もあまり使わないのでヘルシーなのが良いところです。

餡子(あんこ)/餡(あん)

こしあん
つぶあん

煮た豆に砂糖を加えて練ったものが「餡子」です。
中でも『小豆(あずき)』を使った餡子や、『白いんげん豆』を使用した「白あん」は和菓子に欠かせない材料です。
餡子の種類には、豆の皮ごと作り豆の風味を楽しめる『つぶあん』と、豆の皮を取り除いて作るなめらかな『こしあん』があり、人により好みの別れるところです。

米(こめ)

お米

日本人の主食である米も、和菓子には欠かせない食材です。
米には主に『うるち米』『もち米』の2種類があります。

うるち米:普段ご飯として食べているお米。煎餅やおかきの材料になります。
もち米:うるち米よりも粘りが強く、団子や大福の皮の材料になります。

使用する際は、米を挽いて米粉にしたり、一度蒸してから加工するなど、その工程の違いで様々な食感を表現しています。

寒天(かんてん)

寒天

天草という海藻の煮汁を凍結させ、乾燥して作るのが寒天です。
ゼラチンと同じように物を固める働きがありますが、一度固まった寒天は約85度以上にならないと溶けないため、和菓子の成形に無くてはならない材料の一つです。
水羊羹、心太(ところてん)、あんみつに入れる寒天を作るときに使用します。

小麦粉(こむぎこ)

小麦粉

洋菓子と同様に和菓子にも小麦粉はよく使用されます。
小麦粉はタンパクの含有量の多い順に強力粉、中力粉、薄力粉に大別され、和菓子には歯切れが良く仕上がる薄力粉が使用されることが多いです。
代表的なところだと、たい焼き、今川焼、饅頭の皮などに使用されていますね。

砂糖(さとう)

和三盆糖

和菓子作りにもっとも欠かせない材料がお砂糖。
日本の一般家庭で使われる『上白糖』(じょうはくとう)や、さとうきびの汁をそのまま煮詰めて作られた濃厚な甘さの『黒砂糖』(くろざとう)、加熱により特有の風味を持つ黄褐色の『三温糖』等、沢山の種類が有ります。
その中でも『和三盆』(わさんぼん)と呼ばれる砂糖は香川、徳島県のごく一部だけで生産され、100gで約1500円ととても高価で、和菓子の高級材料として使用されています。

きな粉(きなこ)

きな粉

大豆を炒って挽いた粉で、香ばしい香りが特徴です。
お餅などにまぶして食べる事が多いです。
他にも和菓子によって、胡麻(ごま)、胡桃(くるみ)、柿(かき)、芋(いも)、抹茶(まっちゃ)、等の具材も使われます。

様々な材料で作られる代表的な和菓子

和菓子の材料をご紹介した次は、その材料で作られる代表的な和菓子をご紹介します。
ここでは全国的に有名で、日本の誰もが食べたことのあるポピュラーな和菓子をピックアップしました。

みつ豆

みつ豆
クリームあんみつ

1平方センチメートルほどの角切りにされた寒天と、茹でた赤エンドウマメに、黒糖で作られたシロップをかけて食べる冷たいスイーツです。
餡子をトッピングした『あんみつ』や、さらにアイスクリームをトッピングした『クリームあんみつ』等があります。
寒天自体は、お水を寒天で固めたものなのでさほど味はありません。
豆の風味と寒天の食感を楽しむシンプルなスイーツです。

たい焼き

たい焼き

小麦粉で作られたパンケーキのような生地の中に餡子が入った和菓子。
材料を型に入れ、魚の鯛の形に焼き上げます。

たい焼き好きの間では、いくつかをまとめて焼くことが出来る型で焼いた物を「養殖物」、1つずつ型を返しながら伝統的な焼き方をした物を「天然物」などと言ったりします。

十数年前は中の具材も餡子のみでしたが、現在ではカスタードやチョコレートクリーム、チーズなどバリエーションも豊富です。
スーパーでは冷凍食品として売られていて、電子レンジで温めて簡単に食べる事が出来ます。
焼きたての温かいうちに食べるのがベストです。

羊羹(ようかん)

こし餡に寒天を加え、型に入れて冷やし固めた和菓子。
しっとりとした食感で甘みが強いのが特徴です。

糖度が高く少量でカロリーを摂取することが出来るので、登山やスポーツの合間の栄養補給として食されることもあります。

またバリエーションも豊富で、栗の入った栗羊羹(くりようかん)や、餡子に抹茶を加えた抹茶羊羹(まっちゃようかん)、さつま芋を主体とした芋羊羹(いもようかん)などもあります。

さらに水分を多く含み、冷やして食べる水羊羹(みずようかん)もあり、夏にのお菓子として食べられています。

団子(だんご)

みたらし団子

団子(だんご)は米粉に水を加え、茹でた物のことを言います。
串に刺した『串団子』が一般的で、餡子をのせた『あん団子』、醤油と砂糖で作ったタレのかかった『みたらし団子』や、団子によもぎの葉を練り込んだ緑色の『草団子』は、スーパーやコンビニでも手に入るメジャーな和菓子です。

大福(だいふく)

いちご大福

なめらかでよく伸びる餅(もち)の中に餡子が入った和菓子です。
餅にヨモギが練りこまれている草大福(くさだいふく)や、餡子の中にイチゴがそのまま入っている『いちご大福』、餅や餡子に塩味を聞かせた『塩大福』(しおだいふく)などのバリエーションがあります。

大福の周りには白い粉が付いていますが、なめらかな餅が手や大福同士でくっつかないためのものなので、もちろんそのまま食べれます。
スーパーやコンビニでは1つずつ個包装されて売られています。

上生菓子(じょうなまがし)

花をモチーフにした上生菓子

職人の技によって作られる、四季のうつろい等を表現した日本の伝統和菓子です。
『茶道』(さどう)と呼ばれる伝統的な儀式でも振る舞われます。

主な材料は白いんげん豆など白い豆から作った「白餡」とお米の粉、お砂糖です。
これに食用のインクを練りこみ様々な色を作ります。
形のバリエーションは様々で、季節の花々や自然をモチーフにしたモノが一般的です。

最中(もなか)

最中

小麦粉で作る薄くサクサクした食感の皮の中に、餡子が入ったお菓子です。
包んでいる皮にはあまり味はなく、皮の食感と餡子の美味しさを味わうお菓子です。
様々な形状で日本各地で売られています。

煎餅(せんべい)

焼きせんべい

お米を粉にして蒸し、練った生地を焼いた物が『焼き煎餅』で、油で揚げたものを『揚げ煎餅』と言います。
塩味や醤油味が最もポピュラーですが、塩味や唐辛子が効いたスパイシーなもの、海老やカレーの風味がする煎餅などバリエーションは無数にあります。
スーパーやコンビニで袋売りされているリーズナブルな物から、ギフト用の少し高価な物、職人が一枚一枚手焼きするものまで多種多様です。

饅頭(まんじゅう)

小麦粉を練って作った皮に餡を包み焼いたり、蒸したりしたお菓子。
皮の厚さや色、形も様々で、皮で餡子等を包んだお菓子の総称とも言えます。
中に入れる餡は小倉餡から、芋餡、ごま餡など、様々なバリエーションがあります。

どら焼き(どらやき)

どら焼き

蜂蜜の入った生地を焼いた皮で餡子を挟んだお菓子。
最近は餡子と生クリームが入った冷たいどら焼きなども人気があり、コンビニ等でも売られています。
ドラえもんの好物としても世界的に有名ですね。


いかがだったでしょうか。
和菓子って洋菓子に比べすこし地味な印象もありますが、その材料を見ると植物性のものが多くとってもヘルシーなんですね。
洋菓子に比べ圧倒的に脂質の少ないものが多いので、ダイエット中に食べるなら断然和菓子がおすすめです!
美味しくて健康的と分かると、日本の伝統的なスイーツがますます魅力的に感じられるのではないでしょうか。

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