金沢城公園:歴史を紐解き、現代に復元させた美しい城を堪能しよう♪

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金沢城公園は石川県金沢市にある、金沢城跡を中心とした総面積 約30ヘクタールを誇る大規模公園です。
すぐ隣には日本三名園として知られる兼六園があり、金沢観光では外すことの出来ないエリアとなっています。

金沢城は1583年から前田利家によって本格的な築城が始まりました。その後、幾度もの落雷や火災によって焼失・再建が繰り返され、天守こそありませんが、今なお、見ごたえのある歴史的建造物がいくつも残されています。
また、現在も積極的に復元作業が行われており、入念な調査の結果から往時の姿を限りなく再現した美しい建造物は最大の見どころです。

金沢城は石垣も見どころの一つとなっており、美しさや種類の多さから「石垣の博物館」と言われています。金沢城に訪れた際は是非、石垣にも注目してみてください。

目次

金沢城の歴史

金沢城の歴史は、1546年 (天文15年) にこの地に本願寺が一向一揆の拠点として金沢御堂 (かなざわみどう) を創建した事に始まります。
その金沢御堂を攻略した織田信長の命を受け、1580年 (天正8年) 、佐久間盛政が築城を始めました。そして3年後の1583年 (天正11年) に前田利家が入城し、以降、1869年 (明治2) まで加賀藩前田家14代の居城として置かれました。

金沢城の歴史は火災と共にあったと言っても過言でないほど、幾度の大火に見舞われています。
これは、北陸で春から夏にかけて発生するフェーン現象が起因しています。フェーン現象により、気温が上昇、空気が乾燥した場所に発生した火はあっという間に燃え広がり、大火となってしまうのです。
金沢城は1759年 (宝暦9年) の大火災で、城のほとんどを焼失してしまいました。

見どころピックアップ:橋爪門続櫓・五十間長屋・菱櫓

写真左端は橋爪門続櫓 (はしづめもんつづきやぐら) と言い、三の丸から二の丸へ向かう人々を監視するための重要な櫓です。右端は菱櫓 (ひしやぐら) と言い、周囲を見張る役目を持っています。その名前の通り上空から見ると菱形であることが分かるのですが、これは死角を減らし、視野を広くする為の設計で、内部の柱も菱形になっています。橋爪門続櫓菱櫓をつなぐ (ごじっけんながや) は倉庫と城壁の機能を兼ね備えています。

2001年 (平成13年) に復元されたこれらは、鉄のクギやボルトを使わずに継ぎ手などで木と木を繋ぎ、木で作ったクサビを打ち、外れる事がないようにされています。内部からはその構造を観察する事が出来ます。(入館料が必要です)

白い漆喰のなまこ壁が美しく、金沢城公園の新しいシンボルとなっています。

見どころピックアップ:鼠多門鼠多門橋

大扉の上に櫓が作られている櫓門形式の城門「鼠多門 (ねずみたもん) 」は江戸時代には既に存在していたようですが、詳しい建造時期はわかっていません。1884年 (明治17年) の火災で焼失しましたが、2020年 (令和2年) に復元が完了しました。黒い漆喰のなまこ壁が特徴です。
また、鼠多門へとかかる橋「鼠多門橋」は明治時代に老朽化のため撤去されましたが、鼠多門とあわせ復元されました。
これらの復元にあたっては事前の入念な調査で遺構を検出し、規模や構造などが忠実に再現されています。

日没から午後9時まではライトアップが行われ、幻想的な姿が浮かび上がります。

見どころピックアップ:玉泉院丸庭園

玉泉院丸庭園 (ぎょくせんいんまるていえん) は加賀藩三代藩主 前田利常が1634年 (寛永11年) に作庭した事を始まりとし、その後、歴代の藩主により手を加えられながら、廃藩時まで存在していました。明治になってその姿を失いましたが、5年間の調査の後、整備工事が行われ、2015年 (平成27年) に往時の姿が蘇りました。園内に作られた休憩所・玉泉庵からはお抹茶と生菓子を頂きながら、庭全体をゆっくりと堪能できます。また、日没時のライトアップ演出も人気で、夕焼けをテーマにした7分間の灯りの演出を楽しむ事ができます。

玉泉庵

利用時間 9:00 – 16:30 (受付は16:00まで)
*12:00 – 13:00の間は清掃のため、入館できません。
*貸切利用時など、入館できない場合があります。
休館日 年末年始(12月29日から1月3日まで)

ライトアップ開始時刻(目安)

春 18:00 – 19:00頃
夏 19:00頃
秋 17:00 – 18:00頃
冬 17:00 – 17:30頃

見どころピックアップ:石垣を楽しむ

金沢城公園では、石垣巡りだけでも十分に楽しめるほどの、場所や時代によって異なる様々な技術やデザインの石垣を見る事が出来ます。特に石川県金沢市の戸室山等で採石される、戸室石の赤と青の色をデザインの一部とした石垣は美しく、一見の価値があります。

また、積まれた石の表面に刻まれた沢山の刻印にも目に留まるでしょう。これは石垣づくりの職人たちが自らの印を石に刻み、作業の分担を記していたと考えられています。

金沢城公園インフォメーション

新型コロナウィルスについて
  • 掲載している観光地は、新型コロナウイルス感染対策により、運営内容が変わっている可能性があります。最新情報は公式サイトで確認してください。

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名称
金沢城公園
住所 [Google Map]
〒920-0937 石川県金沢市丸の内1-1
営業時間
3月1日 – 10月15日 7:00 – 18:00 (退園時間)
10月16日 – 2月末日 8:00 – 17:00 (退園時間)
早朝開園 (無料)
3月1日 – 3月31日 5:00-
4月1日 – 8月31日 4:00-
9月1日 – 10月15日 5:00-
10月16日 – 10月31日 5:00-
11月1日 – 2月末日 6:00-
園内施設営業時間
菱櫓 / 五十間長屋 / 橋爪門続櫓 / 橋爪門 9:00 – 16:30 (最終入館16:00)
河北門 / 鼠多門 (無料) 9:00 – 16:30 (最終入館16:00)
玉泉庵 9:00 – 16:30 (最終入館16:00) *12月29日 – 1月3日はお休み。
定休日
年中無休
入場料金
公園への入園料は無料
菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門について(入館料)
¥320 (大人 18歳以上)
¥100 (小人 6歳~18歳未満)
現金以外の支払い方法
クレジットカード
VISA / MasterCard / AMERICAN EXPRESS / Diners Club / JCB / 中国銀聯
電子マネー
iD / nanaco / 楽天 Edy / WAON / 交通系ICカード / QUICPay
QRコード
PayPay
駐車場
482台 (24時間)
最初の1時間¥350 超過30分毎¥150
22:00 – 翌8:00 1泊¥1,060
公式サイト
http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/
施設サービス情報
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その他の情報
兼六園プラスワン利用券
の利用が可能です。
(兼六園と金沢城公園の両方が¥500で入場出来るお得なチケット)

金沢城公園へのアクセス

所要時間は目安です最適な乗り換え順路は検索時間により異なります。

金沢城公園の周辺スポット

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