オススメ度
岡山後楽園(おかやまこうらくえん)は、水戸の偕楽園、金沢の兼六園と共に「日本三名園」の一つとも称される、江戸時代を代表する大名庭園の一つです。国の特別名勝に指定されており、国内はもとより海外からも多くの人が訪れます。
岡山後楽園の歴史

岡山後楽園は岡山藩主の池田綱政(いけだつなまさ)が、やすらぎの場として作った庭園です。
1687年に着工し、1700年に一応の完成をみましたが、その後の藩主の好みで時代ごとに手が加えられました。
1934年(昭和9年)の水害や戦災などに遭いましたが、江戸時代の絵図に基づき復旧され、その姿を大きく変えることなく今日まで受け継がれてきました。
岡山後楽園の見どころ
後楽園には延養亭(えんようてい)や能舞台・栄唱の間など、当時の雰囲気をうかがい知れる建物のほか、四季折々の美しい花、園内で飼育されているタンチョウなど、数多くの見どころがあります。
また、年間を通して様々なイベントも開催されているので、公式ホームページでチェックしてから行くと良いでしょう。

延養亭(えんようてい)
藩主の居間として建てられ、園内外の景勝が一望できるように作られています。
戦災で焼失しましたが、昭和三十五年に当時第一級の木材と技術で築庭当時の間取りに復元され、現在もその景観を保全しています。

四季折々の花々
桜は、ソメイヨシノを中心に園内と外園を合わせて約280本の植えられており、約50本の桜からなる桜林や、桜のトンネルを楽しめます。
他にも、6月上旬には80品種3000株が植えられている花菖蒲畑が見ごろを迎えます。
また、100本のカエデからなる「千入の森」では見事な紅葉も楽しめます。

タンチョウ
延養亭の前庭にタンチョウが降り立ったのを吉兆とみた、藩主の池田綱政が、次の和歌を詠んだという記録が残っています。「千代やへん空とぶ鶴のうちむれて庭におりいる宿の行末」
後楽園ではケージの中でタンチョウを飼育しています。
1月から4月にかけては、頭の赤色が濃く、羽も艶やかになり1年の内でタンチョウが最も美しくなる季節です。
岡山後楽園インフォメーション
- 掲載している観光地は、新型コロナウイルス感染対策により、運営内容が変わっている可能性があります。最新情報は公式サイトで確認してください。

オススメ度
名称
岡山後楽園
住所 [Google Map]
〒703-8257 岡山県岡山市北区後楽園1-5
営業時間
7:30 – 18:00 (3/20 – 9/30)
8:00 – 17:00 (10/1 – 3/19)
最終入園は営業時間の15分前までです。
※行事開催により開・閉園時間を変更することがあります。
定休日
年中無休
入場料金
¥410 (大人 15歳 – 64歳 / 中・高校生を除く)
¥140 (シニア 65歳 -)
高校生以下は無料です。
現金以外の支払い方法
クレジットカード
VISA / MasterCard / AMERICAN EXPRESS / Diners Club / JCB / 銀聯 / Discover
電子マネー
iD / nanaco / 楽天 Edy / WAON / 交通系ICカード / QUICPay
駐車場
570台 1時間100円 –
公式サイト
https://okayama-korakuen.jp/index.html
施設サービス情報
このアイコンはなに?
岡山後楽園へのアクセス
所要時間は目安です。最適な乗り換え順路は検索時間により異なります。
岡山後楽園の周辺スポット
-
岡山城:天守閣の黒と金のコントラストが美しい岡山のランドマーク
天守閣の黒漆塗りの外観が特徴的な岡山城は、岡山の発展を見続け、近代都市の礎となった県のランドマーク的存在です。2021年6月1日よりリニューアル工事を行っており、2022年11月3日にリニューアルオープンの予定です。 -
吉備津彦神社:桃太郎のモデル“大吉備津日子命”を祭神として祀る神社
吉備津彦神社(きびつひこじんじゃ)は桃太郎のモデルとして有名な、大吉備津日子命(おおきびつひこのみこと)を祭神として祀っています。別称を「朝日の宮(あさひのみや)」と言いますが、これは夏至の日に正面鳥居から日が差し込んで祭文殿の鏡に当たる造りになっていることに由来します。 -
岡山後楽園:四季折々の美しい花々とタンチョウを見れる日本三名園の一つ
岡山後楽園(おかやまこうらくえん)は、水戸の偕楽園、金沢の兼六園と共に「日本三名園」の一つとも称される、江戸時代を代表する大名庭園の一つです。国の特別名勝に指定されており、国内はもとより海外からも多くの人が訪れます。