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“四間道 (しけみち) の町並み”は、名古屋城と名古屋駅の中間、堀川のほとりにある江戸時代の景観を色濃く残すエリア。市が定める“町並み保存地区”にも指定されています。
ここは名古屋城の築城と共に整備された城下町で、四間道が造られた作られた当初は、今ほどの道幅はありませんでした。
しかし1700年に起きた大火の後、防火と商業活動目的で四間 (当時の約7mを表す単位)に道路の拡張整備が行われ、そのことが町名の由来にもなったと言われています。
通りでよく見られる多数の土蔵は、大火事による延焼を効果的に防ぐために尾張藩 (愛知県西部一帯)が奨励したもので、四間道を象徴する建造物となっています。
目次
四間道で見られる屋根神様
四間道では、屋根部分に祠 (ほこら) を設けた古民家が見られます。
これは“屋根神様”と呼ばれる、全国的に見ても珍しい名古屋独特の風習です。
屋根神には、津島神社、秋葉神社、熱田神宮をご祭神を祀ることが多く、防疫や防火にご利益があるとされており、明治期から昭和期にかけて広まったと考えられています。
四間道 町並み保存地区インフォメーション

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名称
四間道 町並み保存地区
住所 [Google Map]
〒451-0042 愛知県名古屋市西区那古野1丁目
公式サイト
https://www.nagoya-info.jp/spot/detail/53/
四間道 町並み保存地区へのアクセス
名古屋駅から行く場合 (8分)
車で行く場合
所要時間は目安です。最適な乗り換え順路は検索時間により異なります。
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