オススメ度
伊勢神宮からほど近い、宇治橋から北へ約800m延びる通りが「おはらい町」です。美しい石畳の通りには切妻造のたてものが並び、沢山の飲食店やお土産店で賑わいます。
古くは伊勢神宮の参拝客が帰りに立ち寄る場所として大いに栄えたおはらい町でしたが、1970年代後半からバスや車での参拝客が増え、おはらい町へは立ち寄らずに去る観光客が増加し、客足が激減してしまいました。近代化された建物へと変化し、魅力そのものが薄れつつあったおはらい町でしたが、かつてのような活気のある町を取り戻そうと伊勢名物の赤福の呼びかけにより、1980年頃から街並みの再生がはじまりました。そして現在、レトロな町並みに生まれ変わったおはらい町へは多くの観光客が伊勢神宮の参拝と共に訪れるようになり、人気の観光地へと再興しました。
おかげ横丁

おはらい町の中ほどには「おかげ横丁」と呼ばれる、江戸の街並みが再現されたエリアがあります。
50あまりの店舗が軒を連ね、タイムスリップしたかのような感覚の中、自由に散策する事が出来ます。
伊勢ゆかりの名産を「みる」「買う」「味わう」と、一挙に楽しむ事ができる人気のエリアで、赤福が多額の資金を注ぎこみ1993年 (平成5年) に完成しました。
おかげ横丁の招き猫たち
おかげ横丁の入り口では大きな招き猫が皆をお出迎えしています。おかげ横丁にはこの他にもあちらこちらに招き猫がいますが、中でも「横丁猫」と呼ばれる猫たちはとても表情が豊かで、観光客を和ませてくれます。これらはアーティストもりわじんさんの作品で、どれも愛嬌がたっぷり。訪れた際には是非、おかげ横丁に住む猫たちを探してくみてださい。

おかげ横丁のあちらこちらに出没するそう。

おかげ横丁内の店舗で販売もされています。
もりわじん (Wajin Mori)
猫をモチーフとして、平面・立体を問わずあらゆる手法で制作。
創作招き猫のトップアーティストとして活躍中。
名称
おかげ横丁
住所 [Google Map]
〒516-8558 三重県伊勢市宇治中之切町52
営業時間
1月 – 2月 9:30 – 17:00 *2月の土日祝は17:30まで
3月 – 7月 9:30 – 17:30 *4月 – 7月の土日祝は18:00まで
8月 – 9月 9:30 – 18:00
10月 9:30 – 17:30
11月 – 12月 9:30 – 17:00
おかげ座 神話の館 10:00 – 16:30 (季節により異なる)
定休日
年中無休
入場料金
無料
*おかげ座 神話の館のみ 大人/\400 小学生/\200
駐車場
あり
公式サイト
https://okageyokocho.com/
施設サービス情報
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おはらい町・おかげ横丁で楽しめる地元グルメ

伊勢うどん
伊勢に来たら一度は食べてほしいのが江戸時代からの伊勢のソウルフード「伊勢うどん」です。
麺は通常のうどんに比べ2倍ほどの太さで、少し柔らかめなのが特徴です。醤油ベースのタレは見た目よりもしょっぱさが無く、甘みがあり、太めの麺との愛称も抜群。トッピングはシンプルにネギが王道です。

てこね寿司
かつて漁師が船上でカツオなどの魚をさばき、手でご飯と混ぜ合わせながら食べていたことから「てこね寿司」と呼ばれるようになりました。主に海岸沿いの地域で食べられていたものが広く広まり、三重県を代表する郷土料理の一品となりました。
おはらい町・おかげ横町インフォメーション
- 掲載している観光地は、新型コロナウイルス感染対策により、運営内容が変わっている可能性があります。最新情報は公式サイトで確認してください。

オススメ度
名称
おはらい町
住所 [Google Map]
〒516-8558 三重県伊勢市宇治中之切町
営業時間
店舗によって異なる
定休日
店舗によって異なる
入場料金
無料
駐車場
あり
2時間まで\500、以後30分毎に\100が加算されます。
公式サイト
https://ise-kanko.jp/purpose/oharaimachi-okageyokocho/ (伊勢市観光協会)
施設サービス情報
このアイコンはなに?
おはらい町・おかげ横町へのアクセス
最寄りの鉄道の駅は五十鈴川駅で、おはらい町の入口まで約1.8km、徒歩約23分かかります。
伊勢市駅または宇治山田駅、五十鈴川駅からバスもしくはタクシーの利用が便利です。
所要時間は目安です。最適な乗り換え順路は検索時間により異なります。
おはらい町・おかげ横町の周辺スポット
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伊勢神宮:一生に一度はお伊勢参りしておきたい神社本庁の本宗
伊勢神宮は正式には「神宮」といいます。 日本神話の主神である天照大御神をお祀りする皇大神宮(内宮)と、衣食住を始め産業の守り神である豊受大御神をお祀りする豊受大神宮(外宮)を始め、14所の別宮、43所の摂社、24所の末社、42所の所管社があります。 これら125の宮社全てをふくめて神宮といいます。 -
お伊勢参りの後は江戸情緒あふれる「おはらい町・おかげ横町」で伊勢を満喫しよう
伊勢神宮からほど近い、宇治橋から北へ約800m延びる通りが「おはらい町」です。美しい石畳の通りには切妻造のたてものが並び、沢山の飲食店やお土産店で賑わいます。おはらい町の中ほどに位置するのがおかげ横丁で、江戸の街並みが再現されたエリアはまるでタイムスリップしたような感覚に。伊勢の名物・名産を一挙に楽しむ事ができる人気のスポットです。 -
夫婦岩:二つの岩の向こうから朝日が昇る、ロマンチックな美しさを堪能しよう
大小2つの岩が寄り添うように並ぶ姿から夫婦岩と呼ばれ、古くから夫婦円満や縁結びの象徴として知られています。三重県伊勢市の小さな町、二見町江から望む夫婦岩は、沖合700mの海中に鎮まる猿田彦大神 (さるたひこおおかみ) 縁の霊石、興玉神石 (おきたましんせき) を拝む鳥居の役目をしています。男岩・女岩と呼ばれる二つの岩の間から朝日が昇る光景は有名で、多くの観光客がカメラを手に訪れます。