小田原城:難攻不落と呼ばれた名城。東京から一番手軽に行ける日本のお城

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訪日客が東京観光へと訪れて、「日本のお城を見てみたい」と思った時に一番手軽に見に行けるお城はどこでしょうか?

今回ご紹介する小田原城は、東京エリアから一番行きやすい日本のお城です。
アクセスもしやすい立地に建てられていて、電車、車でも訪れやすい場所になります。

この記事では小田原城の場所、料金をはじめ皆さんが気になっている情報をまとめてお届けします。
そして、読み終わる頃にはきっと”難攻不落”と言われた小田原城に行ってみたくなっているはず。

目次

小田原城の簡単な歴史とよくある質問

なぜ小田原城は建てられたの?

小田原城がある場所は神奈川県の西部。築城された15世紀頃は相模国と呼ばれていた場所です。
当時、相模国から西へ行く場合は箱根連山を越えていくルートしかなく、箱根連山から先は駿河国(現在の静岡県)の領地でした。

西は雄大な山々に守られ、南は相模湾。大事な国境もあり、さらには交通の要地ともなれば、ここに城が築かれたのは自然な流れだったのではないでしょうか。

自然を味方につけ、天然の要塞とも言える小田原城は、その当時、”難攻不落の城”、”無敵の城”と呼ばれていたほどです。

小田原城は誰が、いつ建てたの?

正確な時期こそ不明ですが、小田原城が造られたのは1450年頃と言われています。
当時小田原周辺を領地にしていた大森氏頼(おおもりうじより)によって築城されたと言われています。

その後の1495年、大森氏頼の子供である大森藤頼(おおもりふじより)が、北条早雲(ほうじょうそううん)に負けたことで小田原城の城主は北条一族のものになりました。その後、約100年もの間、北条一族が5世代に渡り小田原城の城主を務めたため、小田原城の城主は北条氏という認識で、今の時代まで伝わっています。

城門の「常盤木門」。1971年に再建されたものです。

残念なことに現在残っている小田原城は、ここで説明した小田原城とは別ものと言ってもいいでしょう。
何故ならば、日本は地震がとても多い国だから。現代に至るまで、幾度となく改築が行われ、城内は冷暖房設備が整った居心地の良い空間となっています。

しかし、がっかりはしないでください。
小田原城周りの石垣や、城門には、500年前から変わっていない箇所もあり、歴史の重みを感じられるポイントとなっています。

小田原城の中に入ることはできる?

現在の小田原城は、城址公園という扱いのため、敷地内には誰でも入ることができます。
石垣に囲まれた公園内には、桜や梅、ふじなど四季折々の植物が植えられており、筆者が行ったときはちょうど花菖蒲やあじさいが見頃となっていました。

またこども専用の遊園地に、侍が身にまとっていた甲冑に日本刀が展示されている「SAMURAI館」などもあります。
ここでは甲冑や着物の貸し出しも行っており、お城を背景に、侍や忍者の姿で記念撮影するのも楽しいですよ。

肝心な天守閣(小田原城)にも入ることが可能で、内部は小田原城の歴史をより詳しく学べる展示室となっています。

小田原は行ってみる価値はある?

日本三大名城と呼ばれるお城は、「江戸城(東京都)」、「大阪城(大阪府)」、「熊本城(熊本県)」の3つのお城になります。(江戸城の天守閣は残っていません。)
残念ながら小田原城はその中から1ランク、2ランク下のお城なのかもしれません。

しかし、天守閣が現存するお城の中でも、一番東京から近く、またアクセスしやすいのは小田原城です。そのためせっかく東京観光に着たのなら、寄った方がいいと胸を張ってオススメできます。
そして前述の通り、海や山に囲まれる小田原城は「無敵の城」とも言われるほど、攻め落とすのが難しいお城です。そういった背景まで含めて考えるとある意味、小田原城は日本一のお城なのかもしれませんね。

また海と山が近いため、自然の食材を使った新鮮な料理を堪能できるのも、小田原の魅力です。
お城観光を終えたあとは、小田原で一泊するプランも検討してみてはいかがでしょうか。

せっかくなので、記事内で触れた「SAMURAI館」の入場料金も載せておきます。
まとめてチケットを買うと割引きが適用されるので、予めどこを見て回るかを考えてから購入するといいでしょう。

小田原城天守閣の見どころ

まず初めにお城の名称についてのお話になりますが、皆さんが「小田原城」と聞いて連想するのは天守閣の部分でしょう。
実際に天守閣が、人々の目を一番集めるメインの建物ですので、それで大体は通じるのですが、本来の「小田原城」を意味する言葉は、小田原城の外郭から内部を指します。

さて、前置きが長くなりましたが、この章では、小田原城の内部にある天守閣の見どころについて紹介していきます。

天守閣は、現在展示室として使用されており、小田原城の城主を務めた戦国武将の説明に、小田原エリアの数百年前の暮らしがわかる展示物が見学できます。

一つ一つの看板は、日本語での説明はもちろん英語翻訳もされているので、日本語が読めなくても安心です。
また、上記展示物の他に、小田原城のミニチュアや、武将が使用した本物の刀や甲冑も展示もされているので、説明を読むのが疲れてしまっても時間を忘れて楽しむことができます。

そして天守閣の最上階にあたる5階は、360度周回できる展望デッキとなっていて、現在の小田原の町並みを一望できます。
展望デッキから、海と山を合わせて眺め見ることができるので、当時“難攻不落の城”とまで囁かれた小田原城の凄さを体感できます。

桜の景勝地でもある小田原城。植えられてる植物たちとその見頃。

小田原城は現在公園という扱いになっていて、四季折々の植物が楽しめるスポットになっています。
訪れたタイミングにより、お城の見え方が違ってきますので、是非何度も訪れてその時その時を楽しんで欲しい、そう思える観光地です。

小田原城に植えられている代表植物は7種類。
最後に見頃の時期も載せておきますので、次回訪れるときの参考にして下さいね。

見頃のシーズン:1月下旬~2月下旬

見頃のシーズン:3月下旬~4月上旬

つつじ

見頃のシーズン:4月中旬~5月下旬

ふじの花

見頃のシーズン:4月下旬~5月上旬

花菖蒲

見頃のシーズン:5月下旬~6月下旬

あじさい

見頃のシーズン:6月中旬~7月上旬

はすの花

見春のシーズン:7月中旬〜8月中前

インフォメーション:小田原城

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名称
小田原城
住所 [Google Map]
〒250-0014 神奈川県小田原市城内
公式サイト
https://odawaracastle.com/
施設サービス情報
このアイコンはなに?
その他の情報
障がい者用の駐車場があり、また本丸広場・郷土文化館前・遊園地前の各所にはスロープが設置されています。ただし、天守閣内にはエレベーターはありません。

各施設の営業時間・料金

小田原城の場所と小田原城への行き方

※本記事に掲載されている内容や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認ください。
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