温泉、銭湯、スーパー銭湯、健康ランド、スパ……公衆浴場の違いとは?

日本には温泉、銭湯、スーパー銭湯など、公衆浴場が多数存在しています。
厳密に何が違うのかと言われると、その答えに困ってしまう人も多いはず。

この記事ではそれぞれの公衆浴場の違いを解説します。

この記事のポイント
  • 温泉と銭湯、スーパー銭湯は法律で決まっている
  • スーパー銭湯と健康ランドの違いはコンセプト
  • ヒーリング効果を意識した施設がスパ
目次

温泉と銭湯は名乗れる浴場が法律で決まってる

温泉の定義

温泉は環境省が管轄する温泉法により、水温25℃以上の地下水または、温泉法で指定される成分が1種類以上入っていること、と定められています。

仮に冷たい地下水でも、指定成分が含まれていれば温泉と名乗ることができ、その逆もしかり。何にも効能がない温泉だと少しガッカリしてしまいますね。

各泉質の効能については、こちらの記事をご覧ください。

銭湯の定義

銭湯は温泉と異なり、公衆浴場法の中の一般公衆浴場と言う括りになります。
そして温泉法が適応されていない公衆浴場なので、地下水ではなく水道水が使われています。

一般公衆浴場には物価統制令が適応され、都道府県ごとに料金が決められているのが特徴です。
そのため、入浴料が一番高い岩手県と、東京都でも480円(大人料金)で、500円かからず入浴することができます。

ポイント

銭湯の入浴料が一番安い県は佐賀県。大人でも280円入浴できます。

スーパー銭湯の定義

施設名に“銭湯”がつくものに「スーパー銭湯」と言うものがあります。
その違いは、銭湯は公衆浴場法内の“一般公衆浴場”であるのに対し、スーパー銭湯は“その他の公衆浴場”の括りとなります。

つまり、スーパー銭湯には前述の物価統制令が適応されず、値段がスーパーな銭湯がスーパー銭湯ということです。

値段だけを見ると比べた時にどちらが良いかは一目瞭然ですが、スーパー銭湯は入浴料金が高い分、飲食店が併設されていたり、浴槽のバリエーションが豊富だったりと、銭湯にはないアミューズメント性があります。

健康ランドとスーパー銭湯は何が違う?

大衆浴場の中には「健康ランド」と呼ばれる施設もあり、公衆浴場法ではスーパー銭湯と同じ“その他の公衆浴場”に分類されます。
スーパー銭湯と健康ランドの両方を知っている人は、利用できるサービスも似ているため、その違いに戸惑ってしまうことでしょう。

簡単に説明すると健康ランドは、スーパー銭湯をさらにアミューズメント性豊かにした施設です。

浴場と併設されるサービスは健康ランドによって異なりますが、エステや、カラオケ、ボーリング場、卓球場、ヘアサロンなど、一日利用しても遊び足りない程の施設が用意されているのが特徴です。

また健康ランドは24時間営業のお店が多く仮眠室もあるため、旅費を抑えたいバックパッカーにもオススメです。

最近よく聞く“スパ”の特徴とは?

スパはラテン語の“Salute Per Acqua”の頭文字をとったもので、意味は“水の力で治療する”です。

公衆浴場法での分類は、スーパー銭湯、健康ランドと同じ“その他の公衆浴場”に該当し、お湯にハーブやアロマなどのリラックス成分が含まれていればスパとなります。

銭湯やスーパー銭湯に参入ハードルが低いため、エステサロンやホテル、スポーツジムなどでもスパを表記している場合があります。

※本記事に掲載されている内容や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認ください。
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