【初心者は知っておきたい】世界へ広まる日本酒の種類・人気まとめ

日本酒は2010年から11年連続で輸出金額の過去最高を記録し続けています。
2013年に和食がユネスコ無形文化遺産に登録され、日本国外で和食レストランが増加したこともその要因の一つです。

日本には大小合わせて約1400程の酒造メーカーがあり、そこで作られているブランドはなんと1万種類以上もあります。
原料となるお米の品種や作り方で味も香りも千差万別。いろいろと試して、自分の好みにあった日本酒を見つけたいですね。
ここでは日本酒についての基本の基本をご紹介します。

目次

日本酒造りに欠かせない原料

日本酒の主な原料は「お米」と「水」。
そしてお米のデンプン質を糖に変化させる「米麹」と呼ばれるカビ菌と、作られた糖を発酵させる「酵母」などの菌です。
この他に、醸造アルコールや調味料、アミノ酸、糖類などが使われる事があります。

【米】お酒造り用に特化した品種

日本人が主食としている米とは品種が異なり、お酒造りに適したお米が使われています。
粒が大きく、味の雑味となるたんぱく質や脂質が少ないのが特徴です。
これらを「酒米」(sakamai)、「酒造好適米」(syuzoukoutekimai)と言います。

有名な品種

ラベルに品種を表示する義務はありませんが、人気のある日本酒には大抵、記載されています。
美味しいと感じた日本酒に巡りあった時は是非、ラベルを見てみてください。日本酒選びの参考の一つになるでしょう。

酒米の種類

日本酒は産地ごとにその味わいも様々あります。
日本酒の有名な銘柄を地方別にご紹介!【全国の名酒】

【水】「名水あるところに銘酒あり」

水源

美味しい酒造りには上質なお水が欠かせません。
これは日本酒に限った事ではないのですが、日本酒造りは他のお酒と比べ、製造工程で沢山のお水を必要とします。
お米の外側にはタンパク質や脂質が多く含まれています。これらは炊いてご飯として食べる場合には旨味になりますが、日本酒にしたときには雑味となってしまいます。
これを取り除く為に何度も米を洗い、表面を削っていきます。その為、日本酒造りには沢山のお水が必要なのです。

日本酒は温度によって味わいが変化します。自分好みの“温度”を見つけましょう!
温度を変えて日本酒を深く楽しもう【大人の嗜み】

【麹】お米とお水だけではお酒は造れない

麹

麹とは蒸した米や大豆などにカビの一種である「麹菌」を付着させ、培養させたものです。
麹の力によってお米のデンプンは糖に変化します。その糖を酵母がアルコールに変えることで日本酒が出来上がるのです。

ワインは原料となるブドウに含まれる糖が発酵してアルコールになりますが、お米には糖が含まれていない為、日本酒造りに麹は欠かせない物なのです。

日本酒のアルコール度数

日本酒のアルコール度数の平均は15度前後です。
日本で売られているビールは5度前後、ワインは7~15度ですからこれに比べると日本酒は度数が高いと言えます。

日本酒に比べウイスキーやテキーラのアルコール度数はとても高く40度~45度程が平均ですが、これはお酒を更に蒸留して作られた「蒸留酒」だからです。蒸留酒の中にはアルコール度数が80度や90度もあるようなウォッカも存在します。

日本酒はお酒の種類における税金の決まりで22度未満と決められているので、それを超えるアルコール度数の日本酒はありません。

日本酒にはどんな種類があるの?その疑問にお答えする記事はこちら!
日本酒を知ろう!造りや原料で異なる日本酒の種類

お酒の量の単位

日本酒の量には古くから使われている「勺」(syaku)、「合」(gou)、「升」(syou)という単位が使われます。

一升=約1800ml
一合=約180ml
一勺=約18ml

お店で売られている日本酒は一升(約1800ml)、四合=約720mlで瓶入りが一般的です。
この他にも一合=約180mlのミニボトルがあり、いろいろな種類を楽しむ事が出来る呑みきりサイズとして人気があります。
飲食店で徳利で提供されるお酒も1合です。

「勺」(syaku)は「おちょこ」に入る量として使用されます。おちょことはお酒をのむ為のちいさな器ですりきりで2勺(約36ml)から5勺(90ml)ほど入るものが一般的です。

お猪口と徳利
お猪口(おちょこ)と、徳利(とっくり)

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普通の日本酒と何が違うの? 超高級日本酒を知る

日本では飲酒は20歳から

飲酒をしていい年齢は国によって様々です。

  • 中国・イタリア・スウェーデン・オーストラリア 18歳以上から
  • 韓国・台湾 19歳以上から
  • アメリカ 21歳以上から(一部州によって異なる)
  • シンガポール 公共の場は18歳以上から、私有地での制限はなし
  • インド 地域によって異なり、おもには18歳から25歳以上

この他にも年齢によって飲酒していいアルコール度数が異なる国もありますが、全体を通して日本の「20歳から」は高い方にあるようです。

国籍に関わらず、日本国内で飲酒する場合には日本の法律が適用されます。
違反にならないように注意しましょう。

購入時や飲食店でお酒を注文する際に年齢を証明するものの提示を求められる場合があります。
飲酒をする可能性がある場合にはパスポートや国際免許等を携帯する事をおすすめします。

日本酒デビューをできるのは、日本では20歳から。初めて飲まれる方におすすめしたい日本酒は、こちらの記事で紹介しています。
日本酒初心者向け、日本酒選びのポイントとおすすめ銘柄



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