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納沙布岬は北海道の根室半島先端にあり、一般人が訪問することができる日本最東端地点になります。
名前の由来はアイヌ語の“ノッ・サム(岬の傍らの意味)”からきており、岬の傍らにあった集落名がノッ・サムであったことから岬も同じ様に呼ばれることとなりました。
納沙布岬とよく似ている岬にノシャップ岬がありますが、納沙布岬とは別の岬となります。(ノシャップの名前はアイヌ語の“ノッ・シャム”に由来していて、意味は“岬のそば”です。)
納沙布岬からは北方領土の歯舞群島が望めるほか、またまれに野生のラッコやクジラ、イルカも見られます。
納沙布岬灯台は北海道で最も古い灯台

納沙布岬は、北海道エリアの中でもいち早く灯台が建てられた “北海道灯台発祥の地” として知られています。
初めて建てられたのは1872年 (明治5年)のこと。当時の灯台は八角形の木造建てで、設計は日本の多くの灯台建設に携わったイギリス出身のリチャード・ヘンリー・ブラントンが務めました。尚現在は、1930年 (昭和5年)に建て直されたコンクリート造の灯台に置き換わっています。
納沙布岬インフォメーション

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住所 [Google Map]
〒087-0165 北海道根室市納沙布
公式サイト
https://www.nemuro-kankou.com/access/spotmap-nosapp/
納沙布岬への行き方
納沙布岬へは根室駅から路線バスも出ているため、公共交通機関を利用して行くことが可能です。しかし、道東エリアの観光スポット間は距離があるため、同時に回る場合は、パックツアーに申し込むか、レンタカーを借りて行くことをおすすめします。
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