オススメ度
霧多布湿原は北海道の道東エリアにある、国内では5番目に大きい3168ヘクタールの広さを持つ湿原です。
毎年春から秋にかけて多くの花が咲き誇ることから、別名 “花の湿原”とも呼ばれており、季節の移ろいを感じられるスポットです。
湿原の中心部 (約800ヘクタール)は国の天然記念物に指定されており、またラムサール条約登録湿地として認定を受けています。それほどこの霧多布湿原は、特に水鳥たちの生息地として重要な拠点であり、時折オオワシ、オジロワシ、タンチョウヅルなどが水辺で休息している姿なども見られます。
霧多布湿原では約300種の花が咲き誇る

雪解けの季節から初雪が振り始める季節まで、霧多布湿原ではシーズンを通して多様な草花が見られます。
ここでは、代表的な花の見頃をまとめています。旅行へ行かれる際に参考としてください。
4月

- フクジュソウ (5月まで)
- ミズバショウ (5月まで)
5月

- エゾネコノメソウ
- エゾオオサクラソウ (6月まで)
- オオバナノエンレイソウ (6月まで)
- エゾエンゴサク (6月まで)
- エンコウソウ (6月まで)
- ユキワリコザクラ (6月まで)
- シコタンキンポウゲ (7月まで)
6月

- ミツガシワ
- オドリコソウ
- コンロンソウ
- クロユリ (7月まで)
- ハクサンチドリ (7月まで)
- ワタスゲ (7月まで)
- エゾイソツツジ (7月まで)
- クシロハナシノブ (7月まで)
- シコタンキンポウゲ (7月まで)
- エゾカラマツ (7月まで)
- フタマタイチゲ (7月まで)
- マイヅルソウ (7月まで)
- センダイハギ (8月まで)
- ハマナス (8月まで)
- エゾノシシウド (8月まで)
- ワスレナグサ (9月まで)
7月

- ネムロコウホネ
- カラマツソウ
- コケモモ
- エゾカンゾウ
- ヒオウギアヤメ (8月まで)
- ノハナショウブ (8月まで)
- ホザキシモツケ (8月まで)
- サワギキョウ (8月まで)
- エゾフウロ (9月まで)
8月

- エゾノシモツケソウ
- モウセンゴケ
- タチギボウシ
- ノリウツギ
- エゾリンドウ (9月まで)
- ナミキソウ (9月まで)
霧多布湿原インフォメーション

オススメ度
名称
霧多布湿原
住所 [Google Map]
〒088-1561 北海道厚岸郡浜中町
駐車場
散策路である、やちぼうず木道手前に無料駐車場があります。
公式サイト
https://www.townhamanaka.jp/kankou/kankouchi/2017-0226-1451-13.html
霧多布湿原への行き方
霧多布湿原へ行くには、レンタカーかパックツアーを利用するのがいいでしょう。
ただし、霧多布湿原から約7kmの場所に根室本線の茶内駅があり、地元のタクシーを利用すれば、公共交通機関を使って行くことも不可能ではありません。
会社名
霧多布中央ハイヤー
住所 [Google Map]
〒088-1512 北海道厚岸郡浜中町霧多布東2条2丁目115
電話番号
0153-62-3141
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