旧寛永寺五重塔:Kyu Kaneiji Five-Storied Pagoda

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上野動物園のメインゲートをくぐって左側にある日本の動物エリアには、立派な五重塔が建てられています。
この五重塔は、動物園が客寄せのために建てた建造物ではなく、約400年の歴史があり国の重要文化財にも指定される由緒正しい建物となります。

五重塔は元々寛永寺が管理をしていたものですが、1958年(昭和33年)に東京都に寄付され今に至ります。
観覧するには動物園の入場料が必要となりますが、1000円弱で日光東照宮さながらの豪華絢爛な装飾を楽しめるのでおすすめです。

目次

取り壊される運命にあった旧寛永寺五重塔の歴史

五重塔と同じく上野公園内に残る寛永寺 清水観音堂

五重塔は上野東照宮の一部として1631年(寛永8年)に、江戸幕府の老中・大老である土井利勝によって創建されました。しかし創建間もない1639年(寛永16年)に春の花見客の過ちにより焼失。現在残っている五重塔はその後、再建されたものになります。

再建の指揮は、日光東照宮の“寛永の大造替(1634年)”で大棟梁を努めた甲良宗広(こうらむねひろ)が担当しており、五重塔にも日光東照宮で見られるような、江戸期の建築様式が顕著に現れています。

1868年(明治元年)に明治政府が発令した“神仏分離令(神社から仏教的な要素を排除する政策)”により、この五重塔も取り壊される運命にありました。しかし当時の宮司が政府へ働きかけ、五重塔の管理が上野東照宮から寛永寺へと移されたことにより、神仏分離令による取り壊しを免れました。

その後、100年に渡って寛永寺の五重塔としては塔はあり続けましたが、管理が難しいとして1958年(昭和33年)に東京都へと寄付されました。寛永寺の最盛期は、今の上野公園の2倍の面積を有していましたが、現代ではかつて寛永寺の境内だった場所は上野公園や上野駅の用地へと変わっており、“東の比叡山”とも言われた当時の面影を感じさせません。

インフォメーション:旧寛永寺五重塔

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名称
上野動物園  旧寛永寺五重塔
住所 [Google Map]
〒110-8711 東京都台東区上野公園9-83
動物園の営業時間
9:30 – 17:00
最終入場は営業時間の1時間前までです。
定休日
月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)
年末年始
入場料金
¥600(大人)
¥300(65歳以上)
¥200(中学生)
小学生まで無料です。
公式サイト
https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/
施設サービス情報
このアイコンはなに?

旧寛永寺五重塔へのアクセス

東京駅から上野駅へ行く電車いくつかありますが、7番線に発着する上野東京ラインに乗るのが一番スマートな行き方となります。上野駅に到着してからは公園口を出て、上野動物園表門まで徒歩で公園散策を楽しみながら進んみましょう。

動物園に入るには入園料が必要で、料金は大人が¥600、65歳以上¥300、中学生以下は¥200かかります。入園を済ませたら左手側に日本の動物が展示されているエリアがあり、その中の一角に旧寛永寺五重塔は建っています。

旧寛永寺五重塔の周辺スポット

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