健康ランドやスーパー銭湯には、豊富なお風呂のタイプがあります。それぞれ違うお風呂を順番に楽しんでいくのも良し、お気に入りのお風呂を見つけて、それだけを堪能するのも良いでしょう。
この記事では公衆浴場でよく見かけるお風呂のタイプをご紹介します。
色々なお風呂に入れる公衆浴場
様々な種類のお風呂に浸かれるのが公衆浴場の魅力です。ただし、古くから経営されている銭湯や温泉だと大浴場しか設置されていないケースがあります。
色々なコンセプトの浴槽を楽しみたい場合は、新しい公衆浴場に行ってみましょう。中でも健康ランドやスーパー銭湯は、豊富なバスタブがあるのがアピールポイントとなっているのでオススメです。
日本には公衆浴場の種類がたくさんあります。各浴場の詳細はコチラの記事をご覧下さい。

お風呂の種類
不感温度風呂
人間の体温に近い34~37度のお湯は、冷たくも熱くも感じず、不感温度と呼ばれています。
不感温度風呂は、一般的なお風呂に比べてエネルギー消費が一番少なく、長時間浸かり続けることができるのが特徴です。
ぬるま湯は副交感神経を刺激し、リラックス効果があり、緊張を緩和する働きがあります。
替わり湯

入浴剤が入っているお風呂のことで、有名温泉の香りをオマージュしたものや、ジャスミンの香りなど、使われている入浴剤は浴場によって異なります。
また、本物のワインやビールが入ったお風呂を提供する公衆浴場もあり、場所によって違いが楽しめるのがポイントです。
電気風呂
浴槽内に電極板が設置されており、身体に害の無い程度の電流がお風呂に流れます。
電気風呂は血行改善、冷え性の防止、慢性疲労の改善といった効果が期待できます。ただし、長時間の温浴は身体への負担も大きいので注意が必要です。
バイブラバス

源泉として湧き出ている二酸化炭素泉の様に、シュワシュワした気泡を多くお湯に含んでいるのが特徴です。
細かい気泡が皮膚の奥まで浸透し、血行が促進され身体の芯から温まれるほか、皮膚の活性化が見込めます。
日本で味わえる温泉の効能は10種類!この記事で紹介しています。

ジェットバス

浴槽内に設置されている穴から気泡や、お湯が噴出するお風呂です。
水流を腹部、脇腹にあてると、マッサージを受けているような気持ちよさがあり、血行を促進させることができます。
ジェットバスには他にも、より強力な水流を体験できるスーパージェットバスや、水流の当たる位置が調整されたシェイプアップバスといったバリエーションがあります。
水風呂
水風呂はお湯の代わりに水が入っているお風呂です。温度は、17度前後であることが多く、体感ではとても冷たく感じます。
サウナで火照った身体をクールダウンするために水風呂に浸かり、熱気で開いた毛穴を引き締めます。
腰掛湯
背もたれ部分にお湯が流れているベンチです。
身体を冷ましすぎずに休息がとれるので、お風呂でのぼせてしまった人は腰掛湯で休憩するといいでしょう。
寝ころび湯
効果は腰掛け湯と似ています。
とても浅くお湯がはられていて、寝っ転がると背面に暖かさを感じながら休憩できます。
寝ころび湯は屋外エリアに設置されていることが多く、ゆったりと空を眺めながら浸かれるのもポイントです。
つぼ湯

大人1人が入る大きさの壷に、お湯が満たされているのがつぼ湯です。
1人専用のお風呂で、他の人を気にすることなく温浴を楽しめます。
ただし、1人で長時間独占し続けるのはマナー違反です。順番を待っていそうな人を見かけたら、快くゆずってあげましょう。
打たせ湯

その見た目から“滝湯”とも呼ばれる打たせ湯は、高所からお湯が落下する滝の様な浴場設備です。
落下するお湯を肩や背中で受けることで、マッサージ効果が得られるのが特徴となっています。
漫画のナルトに登場した修行の様ですが、頭でお湯を受けるととても痛いので注意しましょう。
