オススメ度
高尾山は東京都の南東部にある標高599mの山。東京都の中でも豊かな自然が広がるエリアにあります。
都心からのアクセスも良く、気軽に日帰り登山が楽しめることから、高尾山は世界一登山客の多い山と言われています。
高尾山の中腹には、ハイキングコースが網の目のように複数存在しています。手軽に登山を楽しみたい人は、1号路ルートがおすすめ。1号路は高尾山の主要な見どころを網羅しているほか、山道が舗装されているためとても登りやすくなっています。
高尾山の見どころ
展望台

高尾山には眺望が良いスポットがいくつかあります。
1つはケーブルカーの高尾山駅近くにある展望台で、関東平野を一望でき、晴れている日は約50km先の東京スカイツリーや、横浜ランドマークタワーも見ることができます。

そしてもう1つは高尾山の山頂から眺め。こちらは西側の山々を広く見渡すことができ、遠くの山尾根から富士山も見られます。
高尾山薬王院

高尾山は古くから山岳信仰の霊峰として崇拝されてきました。山の中腹、標高500m付近には薬王院があり、仏教の宗派の1つ真言宗智山派の大本山として知られます。
薬王院のご本尊は不動明王の化身である “飯縄大権現(いづなだいごんげん)”です。この飯縄大権現の従者が天狗とされることから、薬王院境内には天狗をモチーフにした像が置かれ、高尾山のシンボルにもなっています。
さる園・野草園

ケーブルカーが発着する高尾山駅から少し登ったところには、“さる園・野草園”があります。
園内では約80頭のニホンザルが飼育・展示されており、サルの習性などを学べるほか、餌やり体験ができます。
さる園には併設されて、約300種類の野草が見られる野草園もあり、年間通して四季折々の草花を見学できます。
高尾山は紅葉・桜のスポットとしても知られる
高尾山は都内有数の紅葉スポットとしても知られており、特に11月下旬から~12月上旬の見頃になると登山道は観光客で大変混み合います。
また高尾山には隠れた桜の穴場スポットもあります。高尾山の山頂には陣馬山まで繋がる縦走ルートがあるのですが、そのルートを30分程先へ進んだところに、1000本もの桜が咲く群生地があります。ここまではあまり花見客がやってくることはないので、静かにお花見を楽しみたいのならおすすめのスポットです。
高尾山はケーブルカー・リフトで中腹まで登れる

高尾山の1号路ルートには、山の麓から中腹まで簡単に登れるケーブルカーとリフトがあります。
尚、ケーブルカーとリフトはそれぞれ駅舎と駅名が違うので注意が必要です。
ケーブルカーは麓の清滝駅から標高472m地点の高尾山駅までを結び、リフトは清滝駅に隣接する山麓駅から標高462m地点の山上駅まで行くことが出来ます。全長3.8kmある1号路の大部分をショートカットできるので、小さいお子さん連れでも疲れることなく山頂を目指せます。
ケーブルカー
- 15分間隔で運行しています。
- 乗車時間:約6分
- 片道料金:490円 (大人)、250円 (子供)
往復料金:950円 (大人)、470円 (子供)
運行時間
月 | 始発 | 終発 (平日) | 終発 (土日・祝) |
---|---|---|---|
12月 – 2月 | 8:00 | 17:15 | 17:30 |
3月 | 8:00 | 17:30 | 18:00 |
4月 – 5月 | 8:00 | 18:00 | 18:30 |
6月 | 8:00 | 17:45 | 18:00 |
7月 – 8月 | 8:00 | 18:00 | 18:30 |
9月 – 11月 | 8:00 | 17:45 | 18:00 |
リフト

- 乗車時間:約12分間
- 片道料金:490円 (大人)、250円 (子供)
往復料金:950円 (大人)、470円 (子供)
運行時間
月 | 始発 | 終発 (平日) | 終発 (土日・祝) |
---|---|---|---|
12月 – 4月 | 9:00 | 16:00 | 混雑状況により延長あり |
5月 – 11月 | 9:00 | 16:30 | 混雑状況により延長あり |
インフォメーション:高尾山

オススメ度
名称
高尾山
住所 [Google Map]
〒193-0844 東京都八王子市高尾町
高尾山への行き方
高尾山に一番近い駅は京王線の高尾山口駅となります。
東京駅から行く場合は東京メトロ丸ノ内線で新宿駅まで行き、そこから京王線に乗り換えるのがいいでしょう。
改札を出たらそのまあ右へ進み、500m程歩くと高尾山の山道入口に到着します。
所要時間は目安です。最適な乗り換え順路は検索時間により異なります。