鎌倉大仏:鎌倉のシンボルは与謝野晶子が句に詠むほどの美男子

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鎌倉大仏は高徳院 (こうとくいん) の本尊で高さ11.3m、重さ121tの銅造で、1252年頃に建立が始まったとされています。
完成当時は金箔で覆われた姿で大仏殿内にありましたが、1495年(明応4年)の津波で大仏殿が倒壊してからは露仏 (露天に安置してある仏像)となりました。金箔こそ剥がれ落ちていますが、建立当初とほぼ同じ姿を今に残すとても貴重な遺産であり、鎌倉にある仏像で唯一、国宝に指定されています。

鎌倉大仏は鶴岡八幡宮とならんで、鎌倉を代表する人気観光スポットです。

目次

与謝野晶子の歌にみる鎌倉大仏

古都・鎌倉を静かに見守り続ける鎌倉大仏を歌人・与謝野晶子は「かまくらやみほとけなれど釈迦牟尼は美男におわす夏木立かな」と歌にしました。大仏像の裏側にある観月堂の傍らには、その歌碑が建てられています。
おおざっぱに今の言葉にすると「鎌倉大仏はお釈迦様なのに美男ですね」となり、なるほど、よく見ると鼻筋の通った、なかなかの男前のように見えてきます。

歌碑には「釈迦牟尼」と記されていますが鎌倉大仏は「阿弥陀如来」です。これは与謝野晶子の間違いだと言われていますが、詳しいことは分かっていません。

かつては全身黄金に輝いていた!


鎌倉大仏は建立時、全身が金箔で覆われていました。よく見ると、こめかみ、右頬に金箔の跡がわずかに残っているのがわかります。これだけの大きな大仏像の全身がゴールドに光り輝く姿を、見てみたかったと思わずにはいられません。

金箔と共にきらびやかさは無くなってしまいましたが、青銅面が露出し、緑青が浮いた現在の鎌倉大仏の姿は、歳月がもたらした深い味わいを放っています。

緑青 (ろくしょう) とは
銅が酸化することで発生する錆の事で、青みを帯びた緑色をしている。

背中に開いた窓

背中の窓は外を見るための展望的な要素を持つものではなく、大仏鋳造の際に中の土や型を取り出すためのものです。

胎内巡り

台座の脇から大仏像の中に入る事が出来ます。
内部には特に何もありませんが、作られたときの継ぎ目や、修復の跡などが見て取れます。
*大仏胎内の拝観は新型コロナウイルス感染対策により休止中 (2022年5月時点)

その他の見どころ

仁王像

入り口を入ってすぐに見える山門は、18世紀初頭に内部の仁王像とともに他所より移築されたものと伝えられていますが、詳しい事は分かっていません。

仁王像は2011年から約2年をかけ、明治、昭和に続き3度目の修復作業が行われました。

鎌倉大仏インフォメーション

新型コロナウィルスについて
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  • 大仏胎内の拝観は休止中 (2022年5月時点)

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名称
鎌倉大仏
住所 [Google Map]
〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷4丁目2番28号
営業時間
10月 – 3月 8:00 – 17:00
4月 – 9月 8:00 – 17:30
入場は閉門15分前まで
定休日
無し
入場料金
\300 (大人)
\300 (中・高校生)
\150 (小学生)
駐車場
無し
公式サイト
https://www.kotoku-in.jp/
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鎌倉大仏 (高徳院) へのアクセス

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