銀閣寺:シンプルな物の中に深い美しさを見出す「わびさび」の世界に浸る。

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正式名称を東山慈照禅寺 (とうざんじしょうぜんじ) と言い、西に約4kmほどの場所にある相国寺 (しょうこくじ) の塔頭寺院の一つです。
足利義政 (あしかがよしまさ 1436 – 1490年) が、1482年に隠居所として東山山荘を造営したのが銀閣寺の始まりで、義政の祖父である3代将軍足利義満の北山殿(金閣寺)を参考に建てられました。

義政の没後、臨済宗の寺院となり、慈照寺の名前は義政の法号である慈照院にちなんで名付けられています。

足利義政は将軍としての能力は高く無かったと言われ、実績もあまりありません。
しかし、芸能や芸術に対する理解の高い人物で、能力を持つ者への支援は惜しまず、将軍職を退いた後も東山文化を大いに発展させました。

■塔頭寺院 (たっちゅうじいん)
禅宗寺院で、祖師や高僧の死後にその弟子が師の徳を慕い、寺の境内やその近くに寄り添って建てた塔や庵などの小院の事。

■法号
没後に日蓮宗の僧侶に付けてもらう名前。戒名。

目次

古き良き日本の佇まいが魅力の銀閣【世界文化遺産】

銀閣の通称で知られる観音殿 (かんのんでん)は1489年 (長享三年) に建立されました。建立当時のものが現存している貴重な建築物であり、1994年に世界文化遺産に登録されています。

銀閣寺と呼ばれていますが、銀箔で覆われてはおらず、建立当時にも貼られていた痕跡はないと近年の調査で分かっています。金閣寺を手本に建立し、銀閣の名称にしたのにも関わらず銀箔を施さなかったのは「銀閣寺の完成を待たずに足利義政が死去してしまった為」「幕府の財政事情が悪かった為」などと諸説ありますが、本当の所は分かっていません。

金閣寺のようなきらびやかさはありませんが、落ち着いた佇まいが周囲の庭園と一体となり、日本が持つ美しさを表現しています。

ちなみに、銀閣の中には入る事は出来ず、特別拝観時以外は中を見る事もできません。

白砂と月の光

銀沙灘 (ぎんしゃだん)

境内には白砂を盛り上げて波紋を表現した銀沙灘 (ぎんしゃだん) と、高さ1.8m程に盛り上げられた向月台 (こうげつだい) の二つの砂盛があります。どちらも美しく整えられており、銀閣寺ならではの景観です。

それぞれ、銀沙灘は「月の光を反射させる為」、向月台はこの上に「坐って東山に昇る月を待つ」為に作られたと言われていますが定かでありません。

銀閣寺インフォメーション

新型コロナウィルスについて
  • 年間行事は変更、中止となる場合があります。詳しくは公式サイトで確認ください。

オススメ度

名称
銀閣寺
住所 [Google Map]
〒606-8402 京都府京都市左京区銀閣寺町2
参拝時間
8:30 – 17:00 (3月 – 11月) 最終入場 16:30
9:00 – 16:30 (12月 – 2月)
定休日
年中無休
参拝料金
¥500 (大人・高校生以上)
¥300 (小・中学生)
駐車場
無し
近くに市営駐車場あり[Google Map]
収容台数 バス12台・普通車40台
利用時間 8:00 – 17:00
公式サイト
https://www.shokoku-ji.jp/ginkakuji/
施設サービス情報
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銀閣寺への行き方

銀閣寺の最寄りの電車の駅は、叡山電鉄・京阪電気鉄道「出町柳駅」ですが、銀閣寺までは2.3km、徒歩30分ほど要するのでバスを利用してのアクセスがお勧めです。

バスを利用する場合

銀閣寺へ向かうバスは、「京都駅」、京都市営地下鉄烏丸線「今出川駅」、叡山電鉄・京阪電気鉄道「出町柳駅」、阪急電鉄京都本線「烏丸駅」「河原町駅」などから出ています。

■京都駅からのアクセス

■今出川駅、出町柳駅からのアクセス

■烏丸駅・河原町駅からのアクセス

銀閣寺の周辺スポット

※本記事に掲載されている内容や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認ください。
また、内容に関する修正のご依頼はこちらよりお願いいたします。

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