玉陵:410年に渡って沖縄を統治した歴代琉球国王と王族が眠るお墓

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玉陵 (たまうどぅん) は歴代琉球国王が眠る陵墓です。琉球王国第二尚氏王統の第3代国王の尚真王 (しょう しんおう) が父、尚円王 (しょうえんおう) を葬るために1501年に築き、その後第二尚氏王統の陵墓となりました。

第二尚氏(だいにしょうし)とは
尚円王 (しょうえんおう) を始まりとした、尚円王が即位した1469年から1879年までの410年間、沖縄の琉球王国を統治した王家の通称です。

第二次世界大戦 (1939年 – 1945年) 末期に、隣接する首里城と共に砲撃に巻き込まれ、玉陵は大きな被害を受けました。現在みられる部分の多くは第二次世界大戦後に復元されたものです。

玉陵最後の被葬者は1931年、尚家20代目、尚典 (しょう てん)の妃です。その後玉陵は、1992年に尚家22代目の尚裕 (しょう ひろし) によって那覇市に寄贈されました。
2000年には「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録、また、2018年に沖縄県内で初の建造物の国宝に指定されています。

玉陵は沖縄の歴史を知る上で欠かせないスポットと言えます。首里城の守礼門から、徒歩で5分ほどの場所にあるのであわせて訪れてみてはいかがでしょうか。

目次

墓室

向かって左から東室、中室、西室が連立しています。東室は王及びその妃の骨が納められる場所、西室はその他の王族の骨が納められています。中室は葬儀の後にご遺体が骨になるまで置かれる場所です。数年後に骨は取り出され、洗い清められたのち骨壺に入れられ東室もしくは西室に納められます。

敷き詰められている白い砂は珊瑚から出来ています。神の島と呼ばれている久高 (くだか) 島の珊瑚が使われ、首里城にも同じように敷かれています。

前門と後門

前門
前門
後門

直線的な作りが特徴の前門をくぐるとそこには内庭が広がり、その先に前門とは対照的な曲線が特徴の後門があります。
この前門と後門は一直線上には並んでおらず、わざとずらして配置されています。これは沖縄では古来より魔物は直進すると考えられている為、魔物が墓所に入り込むのを防ぐため、そのように配置しているそうです。

後門をくぐると再び広い白砂の前庭が広がり、その奥の一段高い場所に墓室が並んでいます。

墓を守護する3匹の石獅子

設置されている子供を抱いた石獅子
東室上部に設置されている子供を抱いた石獅子

墓室の上には玉陵が創建された1501年に一緒に造られたとされている3匹の石獅子が設置されています。
東室上部には親子獅子、西室上部には玉紐を咥え、玉とじゃれている獅子が2足で立ち上がっているのがなんともユーモラスです。中央には空を仰いでいるかのようなポーズの獅子が墓を守護しています。

玉陵インフォメーション

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名称
玉陵 (たまうどぅん)
住所 [Google Map]
〒903-0815 沖縄県那覇市首里金城町1丁目3
営業時間
9:00 – 18:00
最終入場は営業時間の30分前までです。
定休日
無し
入場料金
¥300 (大人)
¥150 (中学生以下)
※保護者が同伴する小学校就学前の小人は無料。
駐車場
無し (最寄りに首里城公園駐車場あり)
公式サイト
那覇市公式ホームページ:
https://www.city.naha.okinawa.jp/kankou/bunkazai/tamaudun.html
施設サービス情報
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玉陵への行き方

那覇空港から玉陵へ公共交通機関を使用して行く場合

所要時間は目安です。

ゆいレール時刻表はこちら(公式サイト)

那覇空港から玉陵へタクシーで行く場合

8.3km 約2200円です。 (4人乗車で1人550円)
渋滞状況によってはこれ以上の料金となる場合があります。

玉陵の周辺スポット

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