オススメ度
奈良県の曽爾 (そに)村にある曽爾高原は、辺り一面をススキに覆われた、見晴らしのいいハイキングスポットです。
高原の散策路からは、倶留尊山(くろそやま)と、亀の背中に似ていると言われる亀山へそのまま登ることができ、2つの山を結んでいる尾根まで登れば、曽爾高原全体を眺め見ることができます。
1年を通して色々な顔が見られるのも曽爾高原の特徴です。3月には野焼きが行われ、春から夏にかけてはススキが青々と茂っています。そしてススキが見頃となる9月から11月にかけては、散策路を灯籠で照らす“山灯り”というイベントが行われます。夜間ライトアップで照らされるススキ畑は、それはもう幻想的な景色となります。
曽爾高原の散策路は比較的緩やかな階段となっているため、スニーカーでも問題なく歩くことができます。しかし、風を遮るものがないため、季節によっては寒さを感じるかもしれません。防寒対策を万全に行くようにしましょう。
曽爾高原のオススメな季節と時間帯

曽爾高原のオススメな季節は、なんと言っても秋のススキが見頃を迎える時期でしょう。
陽光に当てられたススキの穂が、まるで光の絨毯かのように反射する様子は思わず息を飲む光景です。
中でも夕暮れ時の、穂が一層煌めく時間帯は必見です。また9月中旬 – 11月中旬にかけては遊歩道沿いに設置されている灯籠約200個が灯り、幻想的な空間を演出してくれます。

曽爾高原インフォメーション

オススメ度
名称
曽爾高原
住所 [Google Map]
〒633-1202 奈良県宇陀郡曽爾村太良路
駐車場
150台 (普通車・終日¥800)
公式サイト
https://sonimura.com/sightseeing/1/
曽爾高原への行き方
曽爾高原の最寄りのバス停は徒歩50分、距離にして約5km離れているため、公共交通機関を利用して行くのは現実的ではありません。
レンタカーを借りるなどして、車で行くのがオススメです。
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