オススメ度
広島県廿日市市宮島町にあり、宮城県の松島、京都府の天橋立と並んで日本三景の一つに数えられる宮島は、2019年には来島者が465万人を記録する日本を代表する観光地です。
「安芸(あき)の宮島」と呼ばれ景勝地として有名ですが、島の正式な名前は「厳島 (いつくしま)」です。広さは30.39km2、本土からフェリーで約10分で行く事ができます。
代表する名所はなんと言っても世界遺産「嚴島神社 (いつくしまじんじゃ)」ですが、他にも沢山の魅力がギュッと詰まった人気の観光スポット。ここではそんな宮島 (厳島) の見どころをご紹介します。
宮島といえばここ「嚴島神社 (いつくしまじんじゃ)」

宮島は古くから島全体を神様と捉えており、その為に嚴島神社は島にではなく、海の上に建てられたと言われています。
神殿はもとより、鳥居も干潮時には足元の海水が引き、歩いて真下まで行く事ができます。

「松島 (宮城)」「天橋立 (京都)」と並び日本三景に数えられる「宮島 (広島)」 に建つ嚴島神社 (いつくしまじんじゃ) は、593年にこの地を治めていた佐伯鞍職 (さえきのくらもと) によって社殿が建てられたのが始まりとされています。つ朱色の鳥居は厳島神社に訪れたことがない人でも雑誌やテレビなどで見て、知っているのではないでしょうか。厳島神社は平安時代の寝殿造の様式を取り入れた優れた建築物と、海上に立地し、背景の山々と一体となった景観は他にないとして高く評価され、1996年世界遺産として登録されました。
島内随一のパワースポット「弥山 (みせん) 」

標高535mの霊峰、弥山の山頂一帯は弘法大師ゆかりのパワースポットです。山頂には展望台があり、遮るものが無いため360度を見渡すことができます。
麓からロープウェイを利用で15分で到着しますが、徒歩で登る事もできます。

公式サイト
https://www.city.hatsukaichi.hiroshima.jp/site/kanko/52902.html (廿日市市観光公式サイト:弥山)
豊臣秀吉が創建を建立を命じた豊国神社の大経堂

1587年に秀吉の命により建てられた大経堂は、畳857枚分の広さであることから千畳閣と呼ばれています。
秀吉の急死により工事は中断され、一部の天井や板壁がなく、完成することなく未完のまま現在に至っています。
公式サイト
http://www.itsukushimajinja.jp/setumatusya.html#setumatusya05 (嚴島神社 境外摂末社)
島では沢山の鹿がお出迎えしてくれる

宮島には数多くの野生の鹿が生息しており、神の使いとも言われています。
人懐こい鹿が寄ってくることがありますが、ここ宮島では奈良と違い、鹿に餌をあげる事は禁止されており、鹿煎餅も売られていません。
宮島のグルメと言えばこれ!「牡蠣」

広島は牡蠣の生産量が日本一で、その量は日本全体の約60%を誇ります。
高い生産量を誇る理由は、波が穏やかで適度な潮の流れのある広島湾に河川から豊富な植物プランクトンが流れ込む、養殖に適した環境である事と、400年以上昔の文献にも残されているほどの歴史を持つ、高い養殖技術です。
宮島の牡蠣はプリッとした食感と濃厚な味わいが特徴。品種改良によって一年中美味しい牡蠣を食する事ができます。
宮島インフォメーション
- 掲載している観光地は、新型コロナウイルス感染対策により、運営内容が変わっている可能性があります。最新情報は公式サイトで確認してください。

オススメ度
名称
宮島 (厳島)
住所 [Google Map]
〒739-0588 広島県廿日市市
公式サイト
https://www.miyajima.or.jp/ (宮島観光協会ホームページ)
施設サービス情報
このアイコンはなに?
宮島への行き方
所要時間は目安です。最適な乗り換え順路は検索時間により異なります。
宮島の周辺スポット
-
世界遺産 嚴島神社:海面に浮かぶ巨大鳥居は一見の価値あり
「松島 (宮城)」「天橋立 (京都)」と並び日本三景に数えられる「宮島 (広島)」 に建つ嚴島神社 (いつくしまじんじゃ) は、593年にこの地を治めていた佐伯鞍職 (さえきのくらもと) によって社殿が建てられたのが始まりとされています。つ朱色の鳥居は厳島神社に訪れたことがない人でも雑誌やテレビなどで見て、知っているのではないでしょうか。厳島神社は平安時代の寝殿造の様式を取り入れた優れた建築物と、海上に立地し、背景の山々と一体となった景観は他にないとして高く評価され、1996年世界遺産として登録されました。 -
宮島:食も自然も世界遺産も楽しめる日本三景に数えられる島
日本三景の一つに数えられる「宮島」を代表する名所といえば世界遺産「嚴島神社 (いつくしまじんじゃ)」ですが、他にも沢山の魅力がギュッと詰まった人気の観光スポットです。宮島は「厳島 (いつくしま)」が正式な島の名前で、本土からフェリーで約10分で行く事ができます。 -
おりづるタワー:原爆ドームと合わせて巡りたい広島観光の新名所
おりづるタワーは世界遺産・原爆ドームの隣にある、新しい観光名所です。 1978年に広島東京海上ビルとしてオープン。その後、2010年に広島マツダが取得、改修し、2016年に「復興と未来」をテーマに、明るい夢や希望を世界に発信することを願う施設「おりづるタワー」として生まれ変わりました。 -
広島でお好み焼きを食べるなら 専門店が集まるお好み村へ行こう!
広島市の真ん中、新天地にあり、ビルの2階、3階、4階に合わせて20件以上のお好み焼専門店が屋台スタイルで並ぶ、広島観光には欠かせない人気スポットです。 -
広島市にある「広島城」は豊臣政権五大老のひとり毛利輝元が築城したお城!
広島城は太田川河口の三角州に毛利輝元 (もうり てるもと 1553 – 1625年) が築いたお城で、天守閣は1592年から1599年の間に築造されたとみられています。1600年の関ヶ原の合戦後、輝元に代わって福島正則 (ふくしま まさのり 1561 – 1624年)が入城し、外堀や外郭の整備をすすめ広島城が完成しました。 -
縮景園では美しく見えるよう計算しつくされた庭園景観が魅力!
縮景園 (しゅっけいえん) は江戸時代初頭の1620年に広島藩主の浅野長晟 (あさの ながあきら 1586年 – 1632年) が築成した大名庭園です。 当初は「泉水屋敷」と呼ばれていましたが、江戸時代初期の儒学者林 羅山 (はやし らざん 1583 – 1657年) が作った詩の序文「海山をその地に縮め風景をこの楼に聚む」から「縮景園」の名が付き、そう呼ばれるようになりました。 -
西条酒蔵通り:美味しいお酒と情緒ある街並みを楽しむ
広島県西条は、兵庫県の灘、京都府の伏見とともに「日本三代銘醸地」と呼ばれる酒処で、お酒が好きな人ならぜひ訪れたいスポットです。今でも1キロほどの範囲に7つの蔵元があり、試飲や時期によっては酒造りの工程などを見学する事ができます。