オススメ度
大内宿 (おおうちじゅく)は、福島県南会津郡下郷町大字大内にある江戸時代の宿場が残る、今では数少ない集落です。
茅葺屋根の伝統的な建物が、左右に整然と並ぶ通りに一歩足を踏み入れれば、日本の古き山里へ一気にさかのぼった気分になるでしょう。
通りには40を超える建物があり、田舎ならではの美味しいお水を使ったお蕎麦を楽しめる食事処や、会津の特産品や民芸品を扱う土産店、そして数は少ないですが一部は民宿となっており、宿泊する事もできます。
現在、大内宿は国選定重要伝統的建造物郡保存地区に指定されており、住人たちは「売らない、貸さない、壊さない」の3原則を掲げ、維持管理をしています。

大内宿町並み展示館

大内宿のほぼ中央にある茅葺き屋根の大きな建物は、大名の宿泊所だった本陣を復元したものです。内部は資料館になっており、宿場町として栄えていた当時の風習を伝える写真や生活用具、約1300点が展示されています。

名称
大内宿町並み展示館
住所 [Google Map]
〒969-5207 福島県南会津郡下郷町大内山本8
営業時間
9:00 – 16:30
定休日
12月29日 – 翌年1月3日まで
入場料金
¥250 (大人)
¥150 (小人)
公式サイト
http://shimogo.jp/sightseeing/oouchijukumachinamitenjikan/ (大内宿観光協会ホームページ)
雪燈籠の炎が揺らめく「大内宿雪まつり」

大内宿では、毎年2月の第2土曜・日曜に、「大内宿雪まつり」が行われます。冬期間は休業をしているお店が多いのですが、この2日間はほぼどのお店も営業し、観光客を迎えます。
街道には手作りの雪燈籠がいくつも置かれ、日没とともに御神火が灯されると、辺りは幻想的な雰囲気に包まれます。夜6時頃からは冬の澄んだ夜空に花火が上がり、祭りはクライマックスへ。灯籠やお店から漏れる明かり、花火の光が雪景色に反射して暖かい光に包まれる大内宿の景観は、福島を代表するフォトジェニックスポットになっています。
個性派グルメ「ねぎそば」

添えられた長ネギを使ってお蕎麦を頂く、なんとも変わった風習のねぎ蕎麦は、大内宿の名物グルメです。
長ねぎは箸の代わりとしてだけでなく、薬味としてかじりながらお蕎麦と一緒に楽しみます。
大内宿ではいくつかのお店でねぎ蕎麦を食べられるので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
大内宿インフォメーション
- 掲載している観光地は、新型コロナウイルス感染対策により、運営内容が変わっている可能性があります。最新情報は公式サイトで確認してください。

オススメ度
名称
大内宿
住所 [Google Map]
〒969-5207 福島県南会津郡下郷町大内
営業時間
営業時間は各店舗により異なります。
公式サイトの店舗情報よりご確認ください。
駐車場
\500 1回
公式サイト
https://www.ouchi-juku.com/
施設サービス情報
このアイコンはなに?
大内宿へのアクセス
大内宿の最寄り駅は会津鉄道の湯野上温泉駅で、そこから大内宿までは4月1日から11月30日までの期間、1日6便の周遊バスが運行しています。
■周遊バス「猿游号」所要時間約20分
所要時間は目安です。最適な乗り換え順路は検索時間により異なります。

大内宿の周辺スポット
-
難攻不落の名城「鶴ヶ城」赤い屋根瓦のお城は日本で唯一ここだけ♪
鶴ヶ城は福島県会津若松市にある、約630年もの長い歴史を持つお城です。鶴ヶ城とは地元で親しまれている言わば通称名で、国の史跡としては若松城跡と登録されています。 -
大内宿:まるで昔話の世界に入り込んだよう! 茅葺屋根が美しい古民家ストリートを旅する
大内宿 (おおうちじゅく) は福島県南会津郡下郷町大字大内にある江戸時代の宿場が残る、今では数少ない集落です。 茅葺屋根の伝統的な建物が左右に整然と並んだ通りに一歩足を踏み入れれば、日本の古き山里へ一気にさかのぼった気分になるでしょう。 -
訪れるたびに異なる色彩を放つ五色沼湖沼群でトレッキングを楽しもう♪
1888年 (明治21年)、福島県の裏磐梯 (うらばんだい) では大規模な水蒸気爆発がおこり、川がせき止められて数百もの湖沼が作られました。そのうちの数十の湖沼群を「五色沼湖沼群 (ごしきぬまこしょうぐん) 」と呼びます。略して五色沼と呼ばれる事が多いですが、5つの沼でもなく、5色の沼でもありません。色とりどりの色彩を見せる様から五色沼と呼ばれるようになり、2016年にはミシュラン・グリーンガイドの1つ星に認定されています。